下記は、憲法の人身の自由についての記述です。誤っているものはどれでしょう。

Q29/100 問

「人身の自由」とは、肉体的・精神的に拘束を受けない権利で、個人の尊重に直結する自由であり、他のすべての自由の基礎となる、極めて重要な人権である。
憲法第31条は、「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない」と規定し、人身の自由の保障に関する根本原則を定めている。
憲法第33条は、「何人も、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となっている犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。」とし、不法の逮捕を受けない権利について規定している。
「司法官憲」とは、裁判所及び裁判官をいう。
「逮捕」とは、犯罪の容疑が相当確実であると思われる場合に、実力をもって身体の自由を拘束する行為をいう。

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