下記は、刑法についての記述です。妥当でないものはどれでしょう。

Q31/100 問

人の生命、身体、財産等に対する侵害の発生を警戒し、防止するという警備業務の性質上、委託者や警備員自身が犯人等から危害を受けた場合には、相手に対し実力を行使して、その危難を避けなければならないこともある。
「罪刑法定主義」とは、社会的、道徳的に非難される行為はすべて法律によって犯罪とされているが、その犯罪に対しては、法律に規定する刑罰以外の刑罰は科せられないという原則をいう。
「構成要件」とは、刑法その他の刑罰法規が類型化した犯罪の型のことである。
「違法性阻却事由」とは、通常は法律上違法とされる行為について、その違法性を否定する事由をいい、民法上のものと刑法上のものがある。
警備員は、日頃から刑法その他の刑罰法規を研究・理解に努め、犯罪発生時には的確に対応でよう犯罪の成立要件についての知識を持つともに、「正当防衛」としての実力行使が許される場合やその限界について熟知しておく必要がある。

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